2005年09月04日
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実は長い鼻を貼り付けられていたカクの遺体!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のワンピースの感想。

サブタイトル §

#243 仮面を取ったCP9!その驚きの素顔

あらすじ §

 アイスバーグはロビンに対して会いたかったと告げます。

 彼は、ロビンがポーネグリフを解読し、古代兵器を復活させることができるため、彼女を殺そうとしていたのでした。

 アイスバーグは、万一古代兵器が復活したときに対抗するために、古代兵器プルトンの設計図を託されていました。

 パウリーはその設計図を奪われますが、それは偽物でした。

 ルフィは建物の間から脱出してアイスバーグの家に入り込みます。

 そこで、パウリーと一緒に捕らえられます。

 パウリーは自分の誤解を詫び、一緒に戦ってくれとルフィに頼みます。

 CP9は正体を明かします。それは、ガレーラのルッチ、カク、秘書のカリファ、酒場のブルーノでした。

感想 §

 倒れていたカク。実は鼻が貼り付けられた偽物という描写が凝っていますね。やられたふりをして、仮面を被って行動していたわけですね。

 しかし、今回で最も良いのはロビンです。アイキャッチのロビンバージョンも最高です。それだけでなく、アイスバーグとの会話も素晴らしいですね。アイスバーグの危惧をロビンは正しく理解しています。ですが、ロビンはアイスバーグが考えるほど単純な人間でもありません。ロビンには、歴史マニア、歴史馬鹿という側面もあります。それに加えて、まだ何か奥行きもありそうです。そこまで思い至ることができないアイスバーグには問題なしとは言えないかもしれません。また、そこまで思い至ることができないアイスバーグだからこそ、部下に多数のCP9を入れてしまうというミスを犯したと言えるかもしれません。

更に感想 §

 しかし、俄然物語の勢力構造が面白くなってきましたね。

 あまりに強いガレーラの職長達が正義の側で頑張っていれば、ルフィ海賊団の出番はあまり考えられません。しかし、職長達の多くがCP9だったとすれば、ガレーラとルフィ海賊団が共闘し、CP9に対抗するという構図に説得力が生じます。

 実際、あのパウリーがルフィに対して一緒に戦うことを頼むシーンは、本当に泣かせます。なにせ、あの単純馬鹿のパウリーが自分の意見を訂正して頼むのですから。

今回の名台詞 §

アイスバーグ「作戦にはまったのはおまえらの方だ」

 確かにその通りですが、彼らの命が風前の灯火という状況は変わっていません。なかなか泣かせる勝利ですね。